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* コラム [毒含流行論]
2020年243号掲載
熊大附属小学校の荒れ
学校の管理体制が問題か

 1面の続きとして読んで頂きたい。
 5人組が分裂したのはM先生が休職した後2カ月位の間に起きた出来事と捉えて頂きたい。その間、M先生に替って担任となったMH先生も学級の“荒れ”は制禦する事が出来なかった。原因の一つに副校長の「事勿れ主義」があるのではないかと評する保護者も居た。副校長は附中に居た事もある教育のベテランだが、対保護者となると腰が重くなるらしい。

 教頭は「荒れた学校を立て直す為」とこの年4月に呼び戻されたベテランだが、それでも5人組のモンスターペアレントに歯が立たなかった。MH先生になってもX組の荒れは収束せず寧ろ増加している。例を挙げると、授業中ボール投げをする。体操時間に体育服を着らず平服で出る。授業をサボるなど。副校長が注意しようと自室に女児を呼び出すと注意は聞かず、口々にMH先生の悪口を云って反抗。教室に戻ってその事を自慢をする。それを聞いた男児が副校長室に行って「MH先生を辞めさせてくれ」と云い出す始末。これを陰で煽っているのがSの子のLなど5人組の子供と見られている。

 親は親で夜昼構わずMH先生に電話を掛けたり、SNS、メール等でクレームを付けるのである。MH先生の父親が病気で危篤の時でも携帯に何度も電話を掛けたという。その事を耳にしたT学級長は、余りにも横暴すぎるとして保護者全員に「MH先生に電話をしない様に。用件があるなら自分にして下さい」と一斉にメールを流し、MH先生への電話攻撃を止めたと云う。これらの事実を教頭が知ったのは「今年に入ってからFが事実関係を話したから」と云われ、学校側の実態把握の遅さに一部保護者から不満が漏れている。

 MH先生はヘルニア持ちで体も丈夫な方ではないが、Mペアレントの嫌がらせに「相当参っていた」とは某保護者の話。首謀格のSは平然と嘘をつくタイプで、わが子を庇う余り、クラスに居る発達障害の男児をいじめの張本人と学校側に注進したりしたが、男児が日頃から問題児ではないと学校側も把握していたので問題にはならなかった。5人組の子供達は今春卒業したが、S親子が進む中学校では又波風が立つ?。
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