■ 小泉首相が唱える三位一体の政策で地方自治体は予算の縮小を余儀なく強いられている。県下でも箱物造りが減少、業者の生き残りを懸けた戦いが続いている。
その業界にあって自治体発注の建築工事をばりばり取っている(株)日動工務店の動きが注目を集めている。直近の受注を見ても、今回ここで採り上げる西原中学校に続いて球磨郡の錦中学校校舎改築工事でも丸昭、日動JVで十億余の受注をしている。
同業者の一人は「彼(日動田中会長を指す)は実弾持参で直談判するとの噂だ。私共は怖くてとうてい出来ない事だ。県警とのコネも強いと聴いている」と語る。が、今のご時世に実弾持参はないだろう。「それ程気前よくキックバックする」とでも解釈すればよいのだろうか・・・・・
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阿蘇市 波野中学校改築工事
佐藤市長がメンバーセットか
■昨年三月、新市発足に伴う阿蘇市長選で、前阿蘇町長河崎敦夫氏を破って初当選を果たした佐藤義興市長に、早くも黒い噂が出始めている。
初当選直後から「代議士秘書を二十数年間務めた人物だ、政治の裏表を知り尽くしているので、やる事は河崎前町長と変わらないだろう」と囁かれていたが、次第に現実味を帯びて来ている。
佐藤氏が当選して間もなく、建設業者の会合の中で光進建設の井上会長が「うちは野田代議士とも付き合いがあり、佐藤もよく知っているのでこれから先阿蘇の仕事はうちが取り易くなった」という発言を行った。
この発言を聴いた筆者は「事実かどうか」を見守っていたのである
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落札率98.5% 緊縮予算下の大盤振舞
■ 見出しにある様に、西原中体育館改築工事の予定価格は3億1853万円(税込)であった。
落札価格は税抜で発表されたが2億9860万円、これに消費税を加えると3億1853万円となり、落札率98.5%と高率である。
道路公団時代鉄鋼橋梁談合事件で高落札率と騒がれた95%前後と比べても同体育館の落札価格が如何に高率であるかがよく分かる。
仕切屋として有名なIが某町議と共にメンバーセットしたと云われているが、日動に限らず、業界大手の土建業者もIの世話になる事が多いと云われる・・・・・
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