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* コラム [毒含流行論]
2020年244号掲載
「新型コロナ」こわ~い
大西市長の在宅勤務を嗤う

 大西一史熊本市長は小心者なのか。“コロナウイルス恐怖症”であろうか。いつもの記者会見の際のふてぶてしい態度からは想像がつかない。筆者が云いたいのは新型コロナウイルス流行で在宅勤務をした事である。恐らく全国の政令市長で「在宅勤務」を行った市長は、最後に“駈け込み政令市”となった熊本の大西市長だけではないか。本来なら各政令市に問い合わせて書くのだが、時間がとれず筆者の常識的判断でこれを書いている。筆者がたまたま5月1日付熊日の「きょうの動き」の中の「首長の日程」を見たら「[大西熊本市長]終日在宅勤務」とあった。この時期、熊本市内の感染者は九州内では福岡市を除いて多くなかったと思う。そうした中で70万都市のトップが在宅勤務に驚かされた。

 その後も5月8日、同12日が在宅勤務となっていた。この市長の動向について市の幹部に「市民の反応はどうか」と訊くと「苦情が10数件以上あった様で12日以後は登庁している様です」と答えた。しかし、その後も5月19日の同欄では「午後庁内協議」とあり、その後も「午後登庁」が数回はあった様だ。今後どの様な展開になるか分からないコロナ禍にあって「わが身が大事」とテレワークに走る市長に市民の共感は得られるのであろうか。加えてこの大西市長の行動について“理解深いメディア”が何らの批判なり論評が行われなかった事である(筆者は未知)。異論を唱える筆者が異常であろうか。
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