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発行者:福島 宏

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* コラム [毒含流行論]
2018年234号掲載
KKT報道部長
小紙の電話に居留守

 亦々失態をやらかした。筆者の欠点の一つで、年を重ねても仲々直るものではないな。

 昨年11月、北口和皇市議の暴言が“午後のワイドショー”に上り出した頃の話である。11月10日午後2時過ぎ、見るべき番組がない民放テレビ局をザッピングしていて偶然KKTにチャンネルが合った。丁度、ミヤネ屋で北口暴言問題を放映しており、身近かな問題をテレビ局がどの様に放送するかと興味があったのでそのまま視聴した。北口発言を面白おかしく作り上げていたが、終盤、北口議員の自宅の映像で「豪華な邸宅です」と云いながら「北口」の門札をアップした。この門札は北口正義氏が掲げたもので、北口市議は単に“父の遺産”を相続したに過ぎない。それを如何にも大仰に放映。視聴者は「北口市議が建て、門札も下げた」と思い込むだろう。ワイドショーの低劣さは常々識者が批判している番組でもあり、筆者も先ず見る事のない番組である。水に落ちた犬をとことん叩く意図を感じた筆者は製作した大阪読売テレビに架電、視聴者としての感想を述べた。映像作製には当然地元局が協力しているのは理の当然とKKTにも電話をした。

 応対した女性に「報道部長をお願いします。福島と申します」と云うと「少々お待ち下さい」と云ったので繋ぐと思っていたら「どちらの福島さんですか」と再度聞かれたので「県民新聞の福島です」と答えた。以後待つ事数分、若い声の男性が出た「報道部の早川ですがどの様な用件ですか」と最初から高飛車な感じ。「今日のミヤネ屋で北口問題を放映したのを見たが、一寸酷いのではないか。貴方もうちの新聞は見ているでしょう。あれが事実ですよ」と云ったらこの若造「放送するのにいちいち県民新聞にお伺いを立てて放送する事はありません」と云う。その後少し遣り取りをしたが、この早川という男、こちらを見下げた様な物言いを続けた。頭に来たので「お前んとこのトップの不祥事も、前の報道部長の不祥事も知っているよ、書いてやろうか」と云ったら突然沈黙した後大人しくなったので電話を切った。

 社長の女性記者に対するセクハラ、前報道部長の“大問題”も知っているよ早川君、次号で書く。
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