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発行者:福島 宏

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FAX:(096)354-8440


*
賛 恐竜会館とセットで売り出せ
否 宗教施設になるのでは?

 御船町の町民から電話を頂いた「西原村を追われた宗教団体が御船のゴルフ場を買ってスポーツ施設を作ると噂になっているが、宗教施設になるのではないか調べてほしい」といった主旨。西原村の騒ぎは知っていたが、余り興味がなく取材は行わなかった。だが宗教施設を作る為にスポーツを隠れ蓑にするのは如何なものかと食指が動いて取材に走った。以下はその結果であり、企画書通りに開発されれば何ら問題はない。

 御船町田代の「吉無田高原観光のんびり村」(ゴルフ場を含む)を佐賀市に本部を置く宗教法人宝珠会本源開俊久氏が買収した。経営不振で売りに出されていた物件を宝珠会関係者が入手して売買が成立したという。

 面積約12万坪だが、行く行くは100万坪近くを買い増しする予定と関係者は語る。現時点の青写真は上掲の通りで、ゴルフ場の芝を生かしたサッカー場3面と、巨大迷路、フィールドアスレチック場が計画されている。

 この資料は、小紙の取材過程で宝珠会関係者から「西原村の失敗で代表(開俊久氏か)が懲りたので、コンサルに詳しいS氏に全権を委任しているので、当会では分からない」と語ったので、S氏に取材した結果得たものである。S氏は「宝珠会の開氏はよく知っているが、特に深い交流があった訳ではない。西原村の件は知っていたが地元の村議を中心に話が進んでいると思って傍観していた。樹木の全伐で社会問題化した後開俊久氏から相談を受けた次第だ」と語る。

 S氏によると、西原村山林の全伐は開氏にとって想定外の出来事であったが、あれだけ社会問題化し、村にも開発反対運動が起きるなどしたので開発は断念した。開氏としては過去の宗教活動で不適切な行為があったのは事実だが、現在は違法な活動は一切ない。今後は出身地の熊本で青少年の育成を目指したい思いから、先ず心身の健保全化を目指してスポーツ施設を作る事にしたという。そこで白羽の矢が立ったのがS氏であった。

 S氏は「私に相談があった時、西原村の様な開発なら引受けないとはっきり伝えた。開氏も了承し全権を委任すると云ったので引受けた。今後は法律に則って開発を進める」と断言した。3面のサッカー場の内の一つはメイン大会場として開発し、Jリーグを招くのも夢ではない。現在サッカー場は元横浜マリノス監督の木村和司氏の指導で設計が進められているので、いいサッカー場になると語る。この他1万坪に近い広大な迷路や、巨大木材を生かした木とのふれあいなど、子供を中心とした自然に親しむ施設も計画されている。今後御船町や県に計画書を提出、各種認可の申請を予定している。

 西原村河原の灰床地区の開発に携わった(株)宝珠から(株)G&Mに名称を変更しているが、目的欄は従前通りであったので、この点をS氏に聞くと「新たな定款を作り、目的欄の内容も大きく変わる筈だ。まだ時間的に余裕がなかったのでこれらには手を着けていない」と語り、今後S氏を中心とした体制を作り上げる予定の様である。既に(株)宝珠の中心で動いていた山崎三男、泉田洋一氏は辞任、代表取締役には開氏の長男開圭介氏が就任している。資本金は2000万円だが、今後増資も予定されている様だが、この点は確認出来なかった。

 所で、この情報が流れた御船町の町民の受取り方は様々である。西原村の騒ぎを知っている町民は「西原が駄目なら御船があるさでは困る。宗教施設が出来るのであれば絶対反対する」と語る。他方では「御船町はこれといった産業もなく町は廃れる一方だ。健全なスポーツ施設が出来るのであれば、恐竜会館と相乗作用で町の賑わいが生まれるのではないか」と期待する姿勢を見せている。



 6月2日、幸山政史市長が4選不出馬を宣言した。突然の不出馬宣言に市政記者クラブが大騒動。続いて市議団に伝播した。この日、午前11時15分頃1枚のFAXが記者クラブに届いた。午後1時から15分間市長が臨時記者会見をするとの内容であった。午後1時、会見場に現れた幸山市長は明らかに緊張していた(某記者談)。幸山市長が口にしたのは4選不出馬であった。

 筆者はテレビ速報を視聴した知人の電話で初めて事実を知った時は「何故?」であった。その後メディアの報道や市議らからの情報で会見前後の状況が見えてきた。不出馬の理由については各人各様の思いを耳にした。恐らく不出馬の真の理由を知っているのは数人に限られるだろう。その一人は池田であり、幸山夫人かもしれない。幸山市長は記者会見後自民党市議団を始め各会派に挨拶に訪れているが、その時語った言葉は「昨夜父と妻に話しました。誰にも相談していない」であった。某議員曰く「幸山らしい辞め方だ」と怒りを隠さない。

 小紙としても4選確実と見て、それを阻止しようとW不倫問題を蒸し返して11月まで続ける予定であった。4選不出馬宣言後駆け巡った揣摩憶測の中で「幸山は国政を目指している。いつ衆院選があってもいい様に不出馬を決めた」「4期目には必ず問題化する桜町再開発の失敗を避ける為だ」「県知事選に出るのではないか」等々枚挙に遑が無い。筆者としては、ちらっと聞いた識者の「桜町再開発で多くの建築業者が押し掛けたのに嫌気したのではないか」が的を射ている気もするが、真相は闇の中だ。



 平成25年7月、阿蘇郡西原村河原地区の山林約12haを「村に無断で皆伐した」として一連の騒動が勃発した。山林は西原村議であった泉田洋一氏の所有地に併せ、同村の灰床地区の住民12人が開俊久氏に売却した山林である。開氏が旧泰道(手かざし治療)の開祖であった所から一部住民が「宗教施設になる」と騒ぎ出し、反対運動に進展したが、そこには村長らの黒い思惑が動いていたのである。

 御船町の巨大スポーツ施設開発については1面に記した通りである。当然主体となるG&Mの前身である(株)宝珠と、その母体と云われている宝珠宗宝珠会が西原村で惹起したとされる一連のトラブルについて裏付け取材を行った。その結果は、地元紙熊日を始めとするメディア報道の中立性を疑うに足りる情報を得たのでここに報告する。

 一言で云えば、各メディアは日置和彦村長を始めとする人脈からの一方的発言により記事を構成している様だ。メディアとしては恥ずべき行為ではないか。特に熊日に於ては後述する様に、女性取材記者が自身の体型について問われた事に反発、問題の中心人物である泉田洋一氏に殆ど取材を行わず報道しているのは許せない行為と云える。小紙は、泉田氏を始めとする当時の関係者等数人から取材を行ったが、新聞報道及び「広報西原」に記載されている事実と相当異なっている様である。事の始まりから述べる。

 数年前泉田洋一氏の元に知人のゴルフ場支配人から連絡があり「山林を売る気はないか」と聞かれ「買う人が居ったら売ってもいい」で自己所有の山林を売却した。この過程で泉田氏は開俊久氏を知ったが、開氏が元泰道の宗主とは知らなかった。その後仲介人を通じて「ウォーキングコースも設けたいので山が欲しい」と云われ、灰床地区の泉田氏の縁戚関係者ら12人に話を持ち掛けてトータル12haを開氏に売却。この頃泉田氏は12年間務めた村議を辞め、自営業に励んでいた時期である(その後周囲に推されて村議選に出て当選)。前後して関係者から「某国会議員が来熊するので熊本空港まで迎えに行ってくれ」と頼まれ空港に行った。国会議員とは会ったが、それ以上の事はなく、国会議員は別の場所に移動した。

 平成24年12月、NPO法人「自然を守る会」の設立に当たり「貴方には世話になった、地元からも一人は役員がほしい」と頼まれ、理事に就任した。この年6月12日付で「灰床地区内の山林3・2haの伐採(間伐)及び伐採後の造林の届書が提出、同7月30日付で届書受理通知書及び伐採適合通知書を送付」(広報西原から)。この頃泉田氏は「事業を行うのは何処かの宗教団体と知った」と云う。

 平成25年1月河原地区大野原野公共育成牧場跡地約350haの売却申し入れが町役場にあった「この申し入れについては、村内の関係者、県外の現職及び元職の大物国会議員などから村に対して相当な圧力があった」(広報西原)。同月17日議員全員協議会を開催したが結論が出なかった。同年6月、灰床地区における開発行為事前協議申請書提出。申請者宗教団体「宝珠宗宝珠会」「本源」の開俊久氏。この申請で建物の用途など二転三転した事から申請はすんなりと通らなかった。同7月末、住民の情報で伐採届と異なる皆伐が行われているのが判明。同8月末の大雨で開発山林下の畑、農業用水路に流出土砂が大量に堆積し、被害発生。上記山林伐採が大きな要因であることを確認(広報西原)。同9月4日、全権委任者「自然を守る会」理事長山崎三男氏から事情聴取。両エリア開発にNPO法人「自然を守る会」(理事長山崎三男氏、理事現村議会議員泉田洋一氏)が主体的に係わっている他、開俊久氏の指示で印刷工場、(株)宝珠製作所が一体となっている事を確認(広報西原)。この頃から山林開発者は「元泰道役員」達で「宗教施設を作ろうとしている」として一部村議、住民らが開発反対運動を展開しだした。



山林伐採で土砂流出はなかった
日置村長ら反対の理由付けか
 「広報西原」の中に書いてある「伐採による大雨の土砂流出」については出鱈目である。常識的に考えても、樹木を伐採した後根っこの部分が残っていればよほどの大雨でない限り地面が削られる程土は流動しない。加えて伐採地区に植っていたのは杉と桧であり、これらの保水力は知れている。農家の一人は「あの時村は開発で土砂が井手に流れ込んだと後から騒ぎ出した。畑に土砂が流れ込んだと云われたAさんも『うちの畑に流れ込んだ土砂はもういっちょん井手が溢れて来たったい』と云っていた」と語っており、開発阻止の為に利用したと思われる節がある。山林伐採にしても、申請は山崎三男氏が提出したが、申請時に山崎氏は間伐・全伐の意味が分からず、申請窓口で迷っていると役場担当者が「こちらでしときますから」と云われて戻っている。その後山林が伐採された訳だが、仮に間伐と申請されていたとしても(今では水掛け論)何れは皆伐を予定し、役場にも伝えていた訳で「解釈の相違」の範疇である。

 8月30日西原村は土地所有者に伐採の一時中断を勧告、NPO法人理事長らから事情を聴取した。西原村の条例では「1000平方メートル以上の土地の現状変更には村との事前協議が必要」と定められている。この点について開発者側の関係者は「村と何度か打合せを行った時こちらの意向は伝えているので了解済みと思っていた。大雨の後伐採が原因で被害が出たと聞いて伐採現場に行ったが、土砂の流出形跡はなかった。悪意のこじつけとしか思えない」と話す。

 村では9月議会で開発阻止の請願を採択。「公有地の売却と開発」反対を決議した。これもおかしな議決で、開氏側が買収を求めた「公用育成牧場」跡地350haは「肉のオオツカ」に賃貸中であり、借主が使用している土地を簡単に売買は出来ない。加えて同牧場は村民らが入会権を有しているので全員の同意が必要。買主と村だけで買いましょう、売りましょうは成り立たない。日置村長は「相当な圧力があった」と広報西原に書いているが、この事情を知っている買主側が圧力を掛ける筈はなかろう。違法伐採を公表する際、村はメディア関係及び熊本県農水部担当部課に通知した為、NHKを始め新聞各社などと、熊本県からも現場確認に担当者が訪れた。県側は「特に県として指導する問題ではなく町の指導で済むと判断したので何ら指導は行っていない」と担当者は語っている。NHK記者も双方の云い分を取材したが、ニュース性はない、として取材を中断して帰って行った。勿論放映は行われなかった。詳報したのは地元メディアのトップ熊日である。8月31日付、9月19日付、9月21日付で報道しているが、その何処を読んでも加害者側(開発側)のコメントは全くない。村からの一方的公表だけで報道したのは如何なものか。



熊日記者・妊娠しとっとなに立腹
 平成25年8月31日付熊日「西原村の山林違法伐採」と脇見出し「所有者男性に中断勧告」の記事の5段目「一連の開発では、受託するNPO法人理事長が『リゾートホテルなど整備する』として1月、村所有地350haの購入を申し入れ。村は理事長らが民事訴訟で賠償命令を受けて解散した団体の元理事長であることなどから応じていない」と報道。

 が、本面別項で記した様に村は「肉のオオツカ」に賃貸している上、入会権者の了解もとらねばならず「売るに売れない」状態なのである。その肉のオオツカと日置村長他周辺者の身辺を洗った方がもっと面白いネタがあるよ。

 所でこの女性記者は何故村と開発反対派の主張だけを書くのか。その理由(推測)は次の通り。

 当初女性記者は中心人物の泉田洋一氏宅に取材に訪れた。その時泉田氏は脚立に上って挿し木の最中であった。上から見ると記者のお腹が膨らんで見えたので「あた妊娠しとっとな」と云った所記者は「まだ嫁には行っとらんですよ、独身です」と怒りに燃えた声で答えた。「しもうたと思ったがもう遅かった、怒って帰ってしもた」と話す。泉田氏に全く悪気はなかった様で「云わんでよかことば云うてしもうた」と反省しきりだが、これで中立性を失ったのなら記者失格?。



 熊本市西区松尾町上松尾の県道沿いで、長年自動車販売業を営んでいた「マイカーセンター山本」の山本政之社長が詐欺罪で告訴されている。

 山本は30年以上前から同所で軽自動車を中心に販売業を営み、多くの顧客を得ていた。知人の一人は「人当たりの良い商才に長けた人だ。仕事も順調にいっていた様だが、平成23年頃から資金繰りが苦しくなった様だ」と語る。当時でも独立業者としては多くの顧客を抱え、メーカー系ディラーと互角に販売していたという。そんな山本が何故資金繰りに苦しむ様になったのか。原因の一つに統一教会の存在を挙げる人が居る。

 山本が統一教会に入信した時期ははっきりしないが、平成17〜18年頃から係わりを持っていた様だと語る知人も居る。平成24年になって契約した車の納車が遅れたり、前金を要求する様になったという。この傾向は平成25年に入ると益々高まり、金は払ったが納車されないなど被害を訴える人が増加した。告訴に踏み切った被害者の多くが、平成25年7月から9月(山本が失踪)の3カ月間に集中している事から、山本は「金を集められるだけ集めて逃げる」意志があったものと思われる。この短期間の間で集めた金は1,649万円に上る。

 山本を許せないのは長年顧客として取引があったTさん(他にも居るが)から遁走9日前に売買代金として118万円と下取車(61万円)を騙し取った件がある。Tさん等は「長年の付き合いで信用していた。まさか騙されるとは思わず下取車を渡し、前払い代金118万円を渡した。すぐ連絡がつかなくなったので店に行って見ると玄関ドアには債権者の札が貼られていて、始めて騙されたと分かった」と未だ怒り心頭である。山本の会社が西区に在った為被害者も西区、南区が多いが中には菊池の被害者も居る。同所を管轄する熊本南警察署にも多くの相談が寄せられ、告訴状も提出されていた。これとは別に菊池郡内の自動車販売業者に「纏め買いなら15台で2千万でいい」として2千万円を受け取った直後に姿を消した。被害届を受けた南署は北九州市南区に妻子と暮らしていた山本を小倉競輪場で逮捕した。「その時山本は帯封をしたままの100万円束5つを持っていた」(被害者の一人の話)と云われる。

 逮捕された山本は詐欺容疑で熊本地検に送検されだか、熊本地検は「詰めが出来ていない」(裏付け不足)として不起訴処分にした。この件に限らず、現在の検察は、厚労省の村木厚子の誤認逮捕事件以降、腰の引けた判断が目立つ。

 被害者の一部は、こうした検察判断が理解出来ず、山本の弟2人が警視庁OBである事から「熊本県警は山本に手が出せないのだろう」と誤った解釈をする者も居る。県警幹部は「精一杯やったが2千万円が統一教会に行ったという流れが掴めなかった」と肩を落とした。



山本政之破産申し立て
 (有)マイカーセンター山本政之は三浦宏之弁護士を代理人として去る3月25日、熊本地裁民事第1部に破産申立を行った。熊本地裁は同28日破産手続きを開始した。被害者団体はこれを不服として6月10日「破産手続廃止」を求めて同地裁で「財産状況報告集会」「抗議集会」を開いた。山本は2人の代理人と共に現れたが「資産は残っていない」の一点張りで全く埒が明かないまま解散した。次回は9月16日が予定されている。

 これとは別に、被害者団体は4月10日、山本政之とマイカーセンター山本を詐欺容疑で熊本地検に告訴状を提出している。2千万円の詐欺容疑を不起訴にした地検が、果たして受理するかどうか興味津々である。山本は地裁の集会に出た際2人の弁護士を同道した。この種の案件であれば2人の弁護士と契約するには200万円前後は要するであろう。山本は「その金を持っていた」事になる。「統一教会に献金した」といっても領収書がある訳でもなく、詐取した金の行方は闇の中である。被害者の多くは「金は諦めている。山本を何とか罰したいだけだ。このまま刑事罰がないのは納得出来ない」と厳罰を希むが、現在の刑訴法では対処しきれない案件の様である。



これでも車が悪い
貰い事故の教訓
 先頃事務所近くで交通事故を起こされた。この日筆者は国道3号線を北上、水道町の市電通り交差点を通過して水道町バス停前を通過、すぐ先から左折した。日航ホテル裏側に続く道である。左折した筆者は先ず先方に目をやった。曲がってすぐの所は道幅が幾らか広い(30メートルほどの区間)が、その先は車1台しか通れない。筆者が先方を見たのは、3号線に向かって来ている車がないかを確かめたのである。駐車場に行くには、その狭い道を通る為その位置に車が来ている時は曲がってすぐの位置に止まって待つのである。この日は先方に1台の車も無かった。道の左側に2人の中年の女性が歩いている。その先に2人の女性よりやや中央寄りに中年以上の小肥りの女性が歩いている。この3人とも日航方向に道路の左側を歩いているので筆者も同じ方向に走る事になる。筆者は2人組の女性を抜き中央寄りの女性の横を通り抜けようとした。筆者の車の存在はその女性は分かっている筈である。筆者の車はハイブリッドではないので相当エンジン音は高い(それでも中央を歩いている人物の真後ろについても気付かないバカが居る。そんな時10メートル位は大人しく行くが、それでも除けない時クラクションを鳴らす。大抵はびっくりして除ける。考え事か何かで周囲の音が聞こえないのであろう)。話は戻る。

 この日は女の横を抜けようとした時、前方に向かって歩いていた女がいきなり右に動いたのである。勿論筆者はブレーキを踏んで急停止した。女は車のタイヤとドアの取付け部分あたりにぶち当たり(自分で)その反動でよろめいた。倒れるまではなかった様で、立ち上がったので筆者は「何でもなかったですか」と声を掛けて発進しようとして女の顔を見ると真っ青である。「これ位でおかしいな」と思いながらも車を出ようと後方を見たらすぐ後ろに車が尾いている。邪魔すると思って近くの手取神社に車を移動した。

  車を動かす時女が「住所と名前を…」と云っているのが聞こえた。逃げるとでも思ったのだろう。車を置いてすぐ現場に戻ると女が居ない。ちょっと左方のビルの階段を見るとそこに座っている。隣りに若い男が座っている。筆者は「あんた曲がる時は後ろを確認せんといかんでしょうが」と云った途端、横に座っていた男が「何を云うか車が悪いんだろうが」とぬかしたので「このバカ、お前は見とったんか若造がガタガタ云うな」と怒鳴ったら大人しくなった。

 女の顔色は相変わらず青く、息もやっとといった状態であった。その時、ビルの階段を下りて1人の女性が来て「福島さんどうしたんですか」と云う。見るとそのビルの3階でダンス教室を開いている先生で、かつて筆者も2カ月程習った人である。一通り事情を話すと「この人はうちの教室の生徒さんで、今日もレッスンに来る所でした。この人心臓が悪いんです」と云ったのでやっと女の状態が飲み込めたのである。女の右足を見ると白い貼り薬でもしているのかその上に黒くタイヤ痕がついている。

 それを見て筆者は警察を呼んだ方がよさそうだと思い、携帯で北署の交通課に電話をかけたのである。女には「実地検証が済んだら近くの整形外科に行きましょう」と云って事故係が来るのを待った。やがて到着した車から3人程警官が下りて来た。1人から「当者は」と聞くので「私が車です」と云うと「免許証と車検証を出して下さい」と云われ、免許証を渡し、近くに駐車していた車から車検証を取り出して来て渡す。筆者には若い巡査が聞き取りをしたので一通り話す。女の方は別の巡査が聞き取りをしていた。筆者は巡査に「真っ直ぐ歩いていた女がいきなり右に動いて車に当たった。それでも私が悪いのか」と云うと「そうです、車の方が悪くなります。歩行者がいつどんな行動をとっても避けられる運転をしないといけません」「でもね、私の車が通過しようと並行になった所でぶち当たられたら除けきれませんよ」と云うが「それを除けなければならないのです」と参考書並みの事ばかり云うのである。云い合っているのを聞いて近くに居た偉い(警部補か)方の年配の警官にも「仮にあんたが今の状態だったとしても除けきれませんよ」と噛みつくと「福島さんの云い分は充分判ります。しかしやはり車の方が悪くなるんですよ」と宣う。検証が終わり「後は2人で話し合って結果を連絡して下さい」で警察は去って行った。(次号へ)



 小紙4月号3面で報道したJA熊本中央会会長選で波瀾が起きた。5選確実と見られていた園田俊宏会長が会長選で敗れたのである。中央と接点(あらゆる面で)が強い園田会長から見れば、県内各単協の組合長は小僧同様であったろう。園田4選まで対立候補として手を挙げる者は皆無であった。それが何故今回の展開となったのか。偏に園田氏の独断専行にあったと云える。特に小紙で何度も報道したJA熊本中央会館改築への危機感が良識派組合長を動かしたと云っても過言ではない。中央会、経済連会長選びについては3月頃から始まっていたと見てよい。今回、中央会長に選出されたJAかみましき組合長梅田穰氏には反園田派から「次期経済連専務にどうか」の打診があったと云われる。反園田派は経済連を上村会長―梅田専務の構図を描いていた様である。所が園田氏から「経済連会長にどうか」と話が振られたら「そちらに寝返る」恐れも出てきた為、急遽「中央会会長に推す」となったと関係者。それ程梅田氏の一票が双方にとって重要であった。これで6組合長を掌握、反園田派は優位に立った。一方で、JA経済連上村幸男会長についても支持派と反支持派が暗闘を続けていた。上村下しの中心は畜産業の杉本本店、フジチク、肉のオオツカ等であったが、経緯は後述する。

 中央会長選びは、JA11組合長(理事)と中央会連合会から1票、専門連(県実連)の1票の13票の内過半数を占めた者が中央会長に推選される。今回反園田派は、支持派の切り崩しに成功6票を押さえた。あと1票も確保出来、7対6で勝利すると読んで総会に臨んだ。一方の園田会長側は周辺の動きを察し巻き返しに動き7対6と読んだ様である。それでも"安定票"を狙って某会長を呼び500万円(一説には1千万円)を渡した。筆者は園田会長が渡したとされる500万円を貰った側の会長に確認したが、会長は「自身ではないが身近な者が貰った」と認めている。こうして臨んだ総会だが、いざ投票になったら6対6の同票であった。500万貰った某会長が白票を投じたのである。その結果「くじ引きで決める」となり、梅田氏に幸運の女神が輝いた。「絶対に勝つ」と確信していた園田会長の落胆振りは傍目にも哀れであった、と某理事は語る。中央会長人事と連動したのが経済連会長人事である。園田中央会長同様上村経済連会長も任期満了を迎えた。5月中旬、上村会長は園田会長と会って「現行の体制で行きましょう」と持ち掛けたが、園田会長はこれを断った。自分の思い通りに動かない上村氏を切ったのである。

 上村幸男氏は、JA菊池の組合長を務めていたが、平成18年に経済連会長に選出された。園田会長が「使い易い人物」として強く推したと、当時小紙は報じている。その上村氏を園田氏が何故見切ったのか。諸説がある中で「(株)熊本畜産流通センター(七城町)の運営を独占した事にあるのではないか」の説が有力の様である。同畜流センターは、熊本県、農畜産振興機構が同率の24・23%、経済連が38・55%を出資して設立された。経済連の歴代会長が社長を務め、旨味も得ていると云われる。平成22年に改築、最新施設を構え、牛肉を直接海外に輸出出来るハセップ(HCCP)工場も完成、先頃第一陣が出荷された。熊本市は市の解体処理場の廃止計画の中で、同センターに機能移転費12億円を平成24年に支出した。当時一日の処理能力は牛110頭、豚800頭で手一杯であった。その為、熊本市食肉センターが処理していた豚310頭(一日)分の移設費用としてライン増設、処理施設整備負担金合計5億4千万円を支出(一部未執行)した。熊本市はこの資金支出の際、豚の解体条件を畜流センター側と取り決めるべきであった。屠畜場廃止を急ぐあまり諸条件を未整備のまま資金を支出したのではないか。その為市営の時は豚1頭当たり1700円程度の処理費用が、畜流センターでは倍増、1頭当たり3850円になる。加えて枝肉1`当たり10円の手数料を徴収する為1頭当たり4500〜5000円近くになるのである。その為養豚業者は「他県で処理した方が安い」として宮崎や鹿児島の処理場を利用、折角新設した施設の稼働状況は2、3割に留まっており、熊本市の指導力の無さが問われている。



熾烈 上村経済連会長下し
畜産業者ら組合長恫喝
 熊本市の処理機能移転交渉時の不明朗な取引きについては、上村経済連会長と熊本市の窓口であった西嶋副市長が再々密談していると小紙平成23年12月号で報じた。

 県内の養豚業者等は、処理料金について何度も畜流センターに掛け合ったが埒が明かず、市にも指導する様要請したが上村畜流センターは聞き入れなかった。熊本市営屠場廃止を受けて杉本本店、フジチク、肉のオオツカなど県内の有力畜産業者が平成24年宇城市豊野町に「熊本中央食肉センター(株)」を設立、牛馬の処理施設を作った。建設費は公的補助金、同和資金等で賄ったと云われ「各社の負担は少なくて済んだ」(関係者)と見られる。同センターはまだ稼働率は低く、JA畜連を通して牛馬の処理受託を予定していたらしいが「上村会長がこれに応じなかった」と云われる。この様な諸々の事情が絡んでこれら畜産業者等が「上村憎し」で動き出したと見られる。

 第1の標的となったのがJA阿蘇の工藤組合長である。6月に再選されたばかりの工藤組合長だが、再選阻止で杉本、フジチク等はJA畜連、酪連会長等を巻き込んで動いたが僅差で工藤氏が再選された。再選後は、直接工藤氏に対し「経済連会長選出で上村と書くな。でないと組合長を潰す」等恫喝が続いた。恐れた工藤氏は「上村とは書けない」と関係者に詫びを入れている。何故工藤氏が標的とされたのか。工藤氏が上村氏と極めて近い仲にあり、工藤氏の再選で上村再任の可能性が強まるからであった。他方で上村支持者等は杉本等の動きを封じる為、部落解放同盟本部の幹部に「杉本等を抑えてほしい」と依頼。解同幹部も「行動を慎む様」指示したと云う。しかし、杉本等は指示に従わず前記の動きをした為「目下解同本部から強い圧力がかけられている」と見られ先行き不透明となっている。

 3期目を狙うのは確実と見られていた上村経済連会長だが、総会数日前、JA某会長を訪れ「私は次は出ません」と語っている。この頃加来誠一JAやつしろ組合長の名前が取り沙汰され出した。当初案は加来氏を中央会長にと考えられていたが、梅田氏を優先、梅田氏が中央会長に就任したら加来氏を専務にとなっていた様である。上村氏に様々な圧力を掛け続けた反対派だが、「上村は下りない」と見て経済連専務の武部満氏を会長候補に上げた。この時点で上村対武部の構図が出来上がった。この様に各人各様の思惑を抱いて27日の総会日(推選会議)を迎えたのである。

 推選会議はJA経済連会長選びが先行するが、ここで予想外の波瀾が起きた。上村氏が当日の朝「私は今期で勇退する」と声明したのである。反上村派は一瞬「勝った」と思ったらしい。元々武部優位(6票)と読んでいた上、上村氏が勇退となれば対抗馬の調整に手間取ると見たのだろう。だが上村支持派は加来氏を中央会長、又は専務で動いていたので急遽会合を開き上村擁立を決めた。開会1、2時間前という。選挙の結果加来氏が6票で過半数を制した。経済連会長選はJA中央会長選と異なり、JA11組合長だけで選ばれる為6票を得た方が勝ち。この6票は、武部氏が獲得する筈であった。杉本氏等畜産業者、畜連、酪連各会長(園田支持)などの圧力で「上村とは書けない」と云っていた工藤氏が「上村以外ならいい」として加来氏に入れたのである。上村氏の勇退がなかったら武部氏が勝っていたと思われる選出劇であった。反上村派も「上村以外なら誰でもいい」と思っていた節がある。



 中々発行月日に追いつけず焦りまくっている毎日です。7、8月合併号で何とか追いつかれたらと思っていたのですが、余計な邪魔が入ってどうなる事かと案じています。合併号はすぐ取り掛かりますが、今度は一寸面白いネタを準備しております。本号1、2面は敢えて旧泰道に係わる西原村から御船町に至る経緯を取り上げました。泰道解散後新宗教法人を立ち上げた団体ですから、「又何かやらかすのではないか」と疑惑の目を向けられても仕方のない事です。

 しかし、人間同じ過ちを繰り返す人も居れば、考えを変えて正道を歩く人も居る訳で、これらを一括りにして「反社会勢力」として閉め出すのは如何でしょうか。若し彼らの計画通りの施設が御船町に完成したら立派な町興しになると思います。西原村の反対派は元日教組活動家、某宗教関係者、牧畜業者と親しい日置村長が中心だった様です。宝珠会から金を貰った訳ではありませんが、反対派の中にも悪党の陰が見えるので敢えて庇った次第。JA熊本中央会会長選は意外な形で決着を見ましたが、その後役員に選ばれた一人は「会館建設推進派」で、農民を始め各農協に負担となる会館建設は注視していきたいと思っております。





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