Q、 |
入居者に承諾もなく、外国債を26~30億円購入したことが大赤字になっている訳だから、入居者に対する法律上の契約違反である。また、九電及び電気ビルとの間で、土地と建物の賃貸借契約をしてきたが、年間2億4600万円、開設から7年間で17億2200万円も支払っているが、世間一般からすると高額であり、これも赤字の原因である。この14億円の赤字の責任は統括会社と九電にあるので、今年度中に解消してもらいたい。 |
A、 |
建物を電気ビルから安く買い取ったことにより発生する減価償却費の費用の差で収支が改善していきます(次第に減価償却費も安くなり、賃借料を払い続けるよりも、後になるほど収支は良い方に回復していきます)。今回の損失分約8億円が一度に解消されるものではありませんが、10年くらいかけて少しずつ、累積赤字を解消してまいります。ご理解をお願いします。
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Q、 |
「以前損益勘定と貸借勘定を混同して『8億円の損失を出したが、建物を安く買ったので穴埋めした』と説明があったが、現金が建物にかわっただけで損失とは関係ない。『建物の価値が何十億円で8億安く買った』とかの説明もない、以下略」。 |
A、 |
「累積赤字解消の対応策で皆様にご理解いただける十分な説明が出来ていなかったことは、申し訳なく思っております。建物を簿価より10億円程度安く購入したことで、簿価取得した建物を減価償却するよりも、経年が進むにつれその8億円の損失解消に繋がりますので、ご理解をお願いします」。
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Q、 |
「平成21年度の総会で入居者から『入居者の一時金を流用して8億数千万円の損を出した』との発言があり、その後、会社側4名のキーパーソンがいなくなった。今回の決算書でも14億円の累積赤字が依然としてある。九電を含め、累積赤字の解消に努力してほしい」。 |
A、 |
これに対する同社の回答は当初のAと同じである。
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同社は何故建物購入価格を公表しないのか。公表したら自社に都合の悪い事実が知られるからではないか。利用者より自社の利益が大切とする九電の体質がそのままグランガーデンに引継がれている。