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発行者:福島 宏

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リード文
  去る二月十六日午後、熊本地裁一〇一号法廷で、小紙が謂う所の`山田裁判aの判決が行われた。長谷川浩二裁判長は原告側の主張の一部を認め山田博徳夫妻に夫々一〇〇万円を支払え、訴訟費は29/30を原告、1/30を県側に支払う様に命じた。いじめを認定したのはたった一人、おかしな判決であった。

  午後一時二〇分に開廷した法廷は、これまでの部屋より倍位広い一〇一号室が充てられた。七〇余の傍聴席は山田支援者らでほぼ満席であった。判決云渡し前二分間、代表テレビ局の撮影許可。終って判決云渡し。

長谷川裁判長「主文1 被告は原告らに対し、それぞれ一〇〇万円及びこれに対する平成16年5月24日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。2 原告らのその余の請求をいずれも棄却する。3 訴訟費用はこれを30分し、その29を原告らの、その余を被告の各負担とする。4 この判決は、第一項に限り執行することができる。」と云渡すと、さっさと法廷を後にした。「事実及び理由」には一言も触れず、後で仮名処理されたプレス用を。原告、被告には実名の判決理由書が渡された。従って傍聴者達は「事実及び理由」を聴く事は出来ず、書面を見る事も叶わない。本号では、出来る限り中立的に判決文を引用して報道するが、紙面に制約があり、要旨のみ記述する事を予め了承願いたい。

  地裁がいじめを認定したのは真徳氏が警察学校在学中の教官であったMS氏だけである。が、文中では「MSら」と複数名を指す文言を使用している。MS氏は、平成13年3月に特練部を抜け(籍はあった)教官になり、主として剣道の授業を担当していた。その年入校した真徳氏にも教え、真徳氏が山田首席師範の子息との認識はあった。「実技も教えたが、これは有段者の10名位だ。真徳も入っていたが防具をつけている上、二名単位で教えるので真徳と分る事はなかった」(22年6月23日証人として出廷、NA巡査部長が『いじめの一人はMSだ』と証言した後、証言台に立って証言、原告側の尋問に答えたもの)」。又、MS氏は、「自分の結婚式の仲人は山田師範であった」とも述べている。徹志会結成時の会則等も基本的な部分は同人が作成している。

  証言の中で「いじめはない」とはっきり否定したが、判決文の中で裁判長は「真徳がNAに傷を見せたことなどからすると、練習相手から故意に突き技を外して首筋を傷付けられたと推認される(ただし、後述のとおり、原告ら主張のようにこれが恒常的ないし多数回にわたり行われたとは認められない)。さらに、剣道特練部の練習が真徳の高校当時のものより格段に厳しいものであることを考慮しても、MSにおいて、練習の域を超えた身体的攻撃が真徳に加えられたと認定することができる。MSは上記の点を否定するが、前記認定のとおり、MSは警察学校の教官として真徳の授業を担当していたのであり、しかも、特練部員数は少なく、真徳が原告博徳の子として注目されるべき存在であったとすると、MSの供述を採用することはできず、上記のとおり認定すべきである」と述べている。

 この外「突きの裂傷を見た、故意か否かは傷を見れば分る」などと、とぼけた証言を行った真徳氏が学んだ専大玉名の当時の顧問NT。同監督STの「真徳がいじめにあっている。いじめているのはMS、TS、IYで、それを真徳の先輩であるMTに『いじめないよう』に云った。手帖にもメモしている」等の証言は採用されなかった。従っていじめ認定の根拠は「人間関係に悩んでいた真徳を剣道部員らが孤立した状態に置き、これを長期間継続させたこと及び真徳の首筋を傷付けるなどした行為は、真徳の身体及び人格的利益を害するものとして違法であると判断するのが相当である」に尽きる。即ち二面で述べる真徳氏が仲間の輪に入りきれず人間関係に悩み、肉体関係を持っていたNA巡査部長だけの『一度だけ見た』首の傷をMSが故意に傷付けたと断定、山田博徳、真由美両人に各一〇〇万円を支払えとしたのである。当初からNA巡査原因説を主張する小紙は到底納得出来ない。


「いじめ認定」とメディア大報道
原告らの責任には一切触れず

 二月十六日の判決後、テレビ各社は「熊本地裁熊本県警巡査の自殺、いじめと断定」と夕方のニュース時間の大半を割いて報道した。全て原告勝訴として、恰も県警剣道部員が巡査をいじめ、自殺に追い込んだかの様な報道内容であった。新聞各紙については、上掲の見出しによる「県警悪わる、原告ら被害者」の図式で偏向した報道を行った。一般県民がこれらを読む限り、真面目な一人の巡査を剣道特練部員らがいじめていたと解するであろう。原告の山田博徳氏と妻真由美氏の談話と写真を載せ、読む人の同情を誘う。

  例えば西日本新聞は社会面トップで判決を報道。弁護人を務めた共産党系辣腕弁護士市川守弘氏の口を借りて「警察内のいじめを認め、賠償を命じた判決は全国初だろう。画期的だ」と語らせる。一方で、博徳さんは、一九九七年から指導者の最高位、特練部の「首席師範」で(筆者注・首席師範は特練部ではなく「術科・体育指導室主席師範」即ち柔道部も含んでいる)真徳さんも二〇〇二年に部員になった。だが判決によると、このころ異変はすでに始っていた。博徳さんの部運営に不満を抱く別の実力者らが、博徳さんを排除する動きを起す(筆者注・これも嘘、特練部員及びOBらは博徳氏が稽古をつけてくれず、自己中心的な言動をするので自然と離反したもの)。部員たちのあいさつは形式的なものになり、年賀状も絶えた(これは博徳氏の人格の問題であって強大な権力を持つ主席師範がこの様な状態に置かれた事は恥ずべき事であろう)。博徳氏の権力の強さを証明しよう。

  平成十五年春の人事異動で特練部の主力選手HS氏を芦北署に、同副主将のMD氏を荒尾署に、博徳氏の対立相手とされるKT氏を八代署に飛ばしているのである(本号に折込んだ小紙16年7月号参照)。これ程の実力者(博徳氏は警視相当の地位)を下々の者が排除しようとしても出来るものではない。

  次はいじめ報道を`スクープaした毎日新聞。同紙は何故か社会面ではなく、第二社会面と熊本版で報道したが、熊本版で「希薄な人権意識を露呈」の見出しで`スクープa記事を書いた大久保資宏氏が解説している。大久保氏は「県警のずさんな調査や人権意識の希薄さをも浮き彫りにした。自殺との直接的な因果関係を否定したが『いじめが追いつめられた原因の一つになった』と言及した」と述べているが、これは言葉の「まやかし」である。熊本地裁は「本件疎外行為等と自殺の間の因果関係を肯定すべき根拠にならないと解される。他方、男女関係についてみると、NAと真徳との関係悪化が自殺を決断する直接の原因になったことは否めないと考える。以下略」と、述べており、NAとの不仲(NAが真徳氏の直接の上司であったAK氏と不倫関係にあるとNAの携帯メールを盗み見して知った)が自殺に至った大きな原因と断じている訳で「いじめが追いつめた原因の一つ」とは云い難い。寧ろいじめについては後述する様に、当初からの小紙の持論である父博徳氏の責に帰すべき点が多々あるのではないかと思われる。



組織的いじめなかった
自信の陳情書は思い込み
師範の対応不備と言及

 判決理由の29頁中頃から記す。判決文は横書き。
 2 争点(いじめの有無)について 上記事実関係によれば真徳が、C、P(KK、AK)(( )内は筆者がイニシアルにした)ら一部の者を除き、現役の部員及びOBを含めた剣道特練部の関係者の中で孤立し、人間関係に悩んでいたことは明らかである。また、真徳がV(NA)に傷を見せたことなどからすると、練習相手から故意に突き技を外して首筋を傷付けられたことがあったと推認される(ただし、後述のとおり、原告ら主張のようにこれが恒常的ないし多数回にわたり行われたとは認められない)。さらに、剣道特練部の練習が真徳の高校当時のものより格段に厳しいのであることを考慮しても、J(MS)において、練習の域を超えた身体的攻撃が真徳に加えられたと認定することが出来る。なお、Jは、Jが参加した剣道特練部の練習に真徳が居たかどうか記憶がないなどとして、上記の点を否定する供述をするが、前記認定のとおり、Jは、警察学校の教官として真徳の授業を担当していたのであり、しかも、剣道特練部の部員数は少く、真徳が原告博徳の子として注目されるべき存在であったとみられることからすると、Jの供述を採用することはできず、上記のとおり認定すべきものである。

  進んで、上記のように真徳が人間関係で悩んでいたことの原因についてみると、真徳の側にも、部員の職務として訓練に参加すべきであるのに、自ら練習場所を確認しなかったり、嘘をついて練習をさぼったりしたこと、大会会場への行き方につき積極的に他の部員に問合せをしなかったとみられることなど、部員らの間に溶け込もうとしない消極的な姿勢があったことは否定し難い。しかし、部員らが原告博徳に対して不満を持ち、反発していたことからすれば、真徳にはさして落度がないにもかかわらず、原告博徳に対する感情を子の真徳にも及ぼして、真徳に対しあえて話し掛けないなどといった態度を取り、結果的に真徳を孤立させたと解することが相当である。

 これに加え、部内における人間関係が悪化し、監督として部の運営に困難を来す状況にあったのであれば、監督及びその上にたつ首席師範においては、人間関係の悩みから退部を考えざるを得ない部員が生じないよう、その原因を調査し、是正措置を講じて、事態を改善させる責務を負っていると解される。ところが、C(KK)は十分な対応をせず、原告博徳は手をこまねいたまま傍観していたのであって(原告博徳及びCが部員らから疎外されていたとしても、首席師範及び監督という責任のある地位にあった以上、上記責務を怠ったことを正当化するのは困難である。)このことが、真徳が部内で孤立するという状態を真徳の部員指名後2年以上の長期にわたって続けさせたと見ることができる。以下略。

 2 これに対し、原告らは本件疎外行為等のほかにもいじめがあったと主張するが、これを認めることはできない。ア 原告らの主張は、原告らの供述(陳述書(甲14・23)及び各証人尋問)並びにA(NT)B(ST)C(KK)及びP(AK)の供述(A及びBの陳述書(甲14・23)及び各証人尋問)に依拠するものである。


原告山田夫妻の主張否定
NTの手帖も追加記入の疑い

 前の記事に続く。 しかし、
(1) 原告博徳らがCから「I(KT)が機が熟したと云っていた」旨聞いたと述べるのに対し、Cはこれを否定していること、AがBとメールのやり取りをして当時の出来事を確認したとするのに対し、Bにはその記憶がないこと、Bが平成16年4月ころに真徳の首筋に故意に突き技を外されてできた傷があったと述べるのに対し、Cは真徳の傷がそのようなものであるとは考えなかったことなど、これらの者の供述には相互に整合しないところが見受けられること、
(2) 原告博徳の供述内容は、その多くが徹志会ないし原告博徳を排除する動きに関することで占められており、真徳に対するいじめについては、いろいろいじめがあったと確信していると述べつつ
(3) 原告博徳は、また、L(HS)及びM(MD)の異動は本部長の権限であり、原告博徳が関与するものではないとする一方、部員の採用や指名に原告博徳がかかわってきたこと、剣道特練部の監督を誰にするかは首席師範が事実上決められることを認めており、一貫しないこと、
(4) 原告真由美の供述も、いじめの具体的事実を指摘するものではなく、母親であれば子供の顔つきで分るなどというにとどまっていること、
(5) Bはいじめをした者として真徳がK(TH)の名を挙げたというが、Kは真徳の特練部の部員指名と同時期に指名を解除されており(乙22)、その後朝稽古等に出ていたかも不明であって、Kが真徳と接する機会があったとは認められないこと(なお、原告真由美は、Kは、真徳に関してではなく、以前に別の部員へのいじめがあった時に出た名前であると述べている。)
(6) Aは当時の手帖(甲32)に依拠していじめに関する供述をするが、手帖の記載のうちいじめの存在を示す部分は、文章の末尾に微細な字で記載される。同じ日の他の記載と異なるペンが用いられるなどしており、後日書き加えられた疑いをぬぐい難いこと、以下略。

  3 争点(いじめと自殺の因果関係)について。原告らは部員らによるいじめが自殺の原因であると主張するが、原告らの主張する「いじめ」のうち証拠上認め得るのは本件疎外行為等の限度であって、その内容は、疎外行為としては、部員らが積極的に真徳に話し掛けなかったというにとどまり、真徳が話し掛けてくるのを拒絶したり、あえて虚偽の集合場所を教えたりといった悪質なものがあったとは認められない。

  また、身体的な攻撃についても、継続的又は多数回にわたり繰り返されたと認めるべき証拠はないことは上記のとおりである。そして、真徳が22歳の警察官であったことを勘案すると、本件疎外行為は、真徳と同様の状況に置かれた者に対して、それ自体が自殺を招来させるほど重大なものであったとは認め難い。

 真徳は、自殺の当時、前記認定のとおり剣道特練部における人間関係及び交際相手との男女関係に悩んでいたものであるが、前者については、原告博徳と部員らの従前からの対立がその背景にあり、しかも、自殺の約半年前に真徳が退部したいとの意向を述べたのに対し、原告博徳は、首席師範として剣道特練部の状況を改善しようともせず、父として真徳の意向への賛否を示すこともなかった。このような原告博徳の態度から、真徳は、悩みが解消されず、剣道特練部又は警察を辞めることもできず、死を選ぶしかないと考えたと推認することが可能であるが、この点は、部員らによる本件疎外行為とは別の、原告博徳の側の事情であって、これをもって本件疎外行為等と自殺の間の因果関係を認めることは相当ではない。

 また真徳が自殺したのは機動隊第1小隊第2分隊に異動して間もないころであり、職場でも部員らに囲まれることになったため人間関係に関する悩みが強まったということはできる。しかし、本件疎外行為等の内容ないし程度が異動後に悪化したとは認められないから、自殺が上記の時期にされたことは、本件疎外行為と自殺の間の因果関係を肯定すべき根拠にはならないと解された。
  以上判決理由書の通り、山田氏夫妻の主張は採用されなかった。


忠犬ポチ公らの裏切り

 本面トップの見出し「自信の陳述書は思い込み」についてここで述べる。  原告山田博徳、真由美両氏は当時熊本県警巡査で剣道特練部員であった長男真徳氏の自殺について「組織的いじめが原因」として熊本県を相手に損害賠償訴訟を起した。その根拠となったのが特練部内に作られていた徹志会である。

  徹志会は平成十四年春頃、特練部員らが飲み会の席上で自然発生的に結成されたもので、当時部員らの信望を集めていたKT氏を会長にMS氏らが世話人となった。前にも書いたが名簿はMS氏が、県警OB会会則を下敷にして作った。

  この名簿を山田師範が平成十六年一月に入手した(届けたのは当時の監督で将来師範を約束されていたKKであった)。博徳氏はすぐ教養課に名簿を持参、教養課長は「組織内組織と誤解される」とMS氏らに注意、組織は解散した。真徳氏自殺後、博徳氏らは、この名簿を根拠に「息子の自殺はいじめが原因」として提訴したのである。

  博徳氏が何故そう思い込んだのか。当時から囁やかれていたのが「KKとAKが博徳氏にある事、ない事を吹き込んだ」である。KKは博徳氏の後継に決っていたが、その後釜を狙っていたのがAKである。部内に人望を得ていなかった博徳氏に上る情報は限られていた。従ってこの二人が貴重な情報源であった。その情報を信じて提訴したが、二人は証人尋問の際`逃げaの証言しかしなかった。作り上げた?情報を上げていた結果として当然の逃げであった。



 
真徳氏自殺の原因 NAとの関係悪化で決断した
熊本地裁が認定

 熊本地裁判決文34頁上段から。他方、男女関係についてみると、V(NA)が真徳とけんかや別れ話をしたとしても、それ自体は何ら違法なものではなく、Vに責められる点がないことは明らかである。しかし、以上のとおり人間関係に関する悩みが強まり、その解消手段がないという状況に置かれた真徳にとって、Vとの関係が悪化したことが自殺を決断する直接の原因になったことは否めないと考えられる。なお、前記認定のとおり、真徳は自殺の前夜にVと電話をしており、Vは翌日も電話すると約束しているが、電話の内容につきVはプライベートなことであるとして証言を拒んでおり、電話の約束があったことから直ちに両者の男女関係が悪化していなかったと認めることはできない。コ以上によれば、本件疎外行為等と真徳の自殺の間に因果関係があるとは認められないと判断するのが相当である。

  以上の通り、熊本地裁は「NAとの関係悪化が真徳氏の自殺を決断した直接の原因」とはっきり断定した。この事は本号に折込んだ小紙の平成16年7月号で、この件を初報道した内容に過りがなかった事の証明でもある。小紙は、同号の1、2、4面で特集しており(4面は本年1月号参照)当初から真徳氏の自殺の原因は「女性と子息を術科枠で採用したY(山田博徳)師範」にあると断定していた。その号で何故NAとAKの関係を詳報しなかったか。それは新聞報道などで「剣道部のいじめ?で自殺」と騒がれ、県警剣道部の威信が低下している中で、自殺した巡査の恋人(真徳氏から見て)が県警警部補と不倫の仲であった、と報道した場合「県警剣道部の威信地に落つ」を案じたからである(これで県警からお礼の言葉は勿論、金一封も出なかったよ。筆者の郷土愛の発露ととって頂きたい)。

 小紙の本件に関する報道は、この号だけで終っていた。しかし、山田夫妻による「真徳の自殺の原因は剣道部員によるいじめが原因」として提訴した為、小紙が得ていた情報と異るとして「真相を周知したい」思いから報道を続けたのである。原告側弁護人は、自身のホームページ(22・10・24カ)の中で「(*亡真徳と交際していた)Nは、現職(*警察官)証人の中で唯一亡真徳に対するいじめの存在を明確に認めた証人である。あたかも彼女が自殺の原因であるかのような県警やミニジャーナル誌等で誹謗中傷される中において、勇気を持って証言台に立った者である。この証言は重大である。

 第一に県警の現職職員であるNが、亡真徳の自殺の原因が(*元部員)MらOBによるいじめにあった、と考えているのである。現職警官としては勇気の要る証言であり、信憑性は疑いようがない。」以下略。と絶賛する。が、一寸待ってほしい。真徳氏と一年前後男女関係にあったNAだが、証言の際市川弁護人の「のど元の傷を見た事はありますか」の問いに「一度あります、ほら見てと云って見せました、突かれたと思いました」「わざとやられた傷なのか、あなた自身はどう思いましたか」「会ってすぐ見せられたし、そういうふうに冗談では云ったんですけど、わざとされたんだろうなとは思いました」の回答。何故この時真徳氏は「あいつ(MS氏)にわざとやられた」と云わなかったのか。当時真徳氏が一番心を許し、結婚まで考えていたNAに、である。しかも、いじめの相手についても「部員全部だったと思います」「だれだれにしごかれていると名前を挙げたことはありますか」の問いに「何人か聞いたんですけど1回、2回しか名前を云ったことがなかったし、私も知らない人も居たので忘れました」「1人だけでもいいが」と弁護士。「教官(M教官)の名前は聞きました」とNA。何とご都合主義の女であろうか。前にも書いたがラブホで寝っ転った仲の相手から、この程度の事しか聞かなかったのか。NAも剣道をやっていたので真徳氏と共通の話題は豊富にあった筈。即ち、NAは真徳氏のその頃の思い、考えをほぼ知っていたと思う。何故証言では逃げまくったのか。


NAの不倫相手AK警部補
原告山田夫妻は知っていなかった

 小紙は、亡真徳氏の自殺の原因はNAと父博徳氏にあると当初から報道した。信じるに足る情報を県警関係者、同OB、県剣道連盟関係者等を取材した結論である。NAについては熊本地裁も判決の中ではっきりと「自殺を決意するに至ったのは不仲が原因」と認めた。裁判の中で触れられる事はなかったが、一番の引金はNAとAK警部補の不倫である。前にも書いたが、AKは真徳氏が警察学校在学中の時の教官である。勿論同期のNAの教官でもあった。深夜寮内の教官室に入るNAの姿を何人もの学校生が目撃している。当時AK44歳の男盛りの妻子持ち。二人の仲はNAが学校を卒業し、交番に配置された後も続いていた(真徳氏の友人で同期生YT氏が法廷で証言)。

  YT氏は真徳氏が自殺する前日、警察学校内で行われた「九州管区警察出発式」終了後、真徳氏を車に乗せ繁華街に向う途中の車の中や、食事をした中で真徳氏からNAについて打明けられている。弁護人の質問に対しては「彼女(NA)には別の男が居る。メールをこっそり見て知った。それをNAに云った所NAは怒って喧嘩になった。結婚を考えていたので大変ショックを受けている様であった」と答えている。その後井上裁判官の自殺原因の質問には「遺書や、その前真徳君が自殺未遂を起した時も先輩達のせいではないと話していた」「彼女が原因と思うのは何故か。自殺後東警察署で事情聴取された時何故女性の事を話さなかったのか」の尋問には「自殺5日前の夜真徳君がこれまで見た事もない程酔払って自室に来てNAの事を話した。東署で話さなかったのはNAが東署員なのでかわいそうに思って話さなかった」工藤裁判官の質問では「コア21のパチンコに行ったが行く途中の車の中で『ずっとさせてくれない、妊娠して中絶していたから。久し振りにホテルに行った』と云ったが、ホテル名は知らない」と答えている。又、YT氏は市川弁護人の「自殺の原因を述べているが(東署で?)本当か」「はい」「いじめを受けているのは聞いていないか」「はい」「父とはどんな話をしたか」「NAとの別れ話があったので答えたら父(博徳氏)は『それは違うのではないか』と云った。又母(原告真由美氏)から通夜か、葬式の時『あんたは嘘をついている』と云われた」と証言した。この状況から考えると原告らはNAの存在は知っていたが、AKの関係には全く気付いていなかったと見ていいようである。

  真由美氏は証言の中で井上裁判官の「通夜にNAは来たか」「知らない」「女性の事をYT君が云っているのを聞いた事はあるか」「ない」「NAの事は『5月に一〇〇万円貯ったら結婚するけんねー』と真徳が云っていた」「家に何回か連れて来た。外で立話しをした。私はあやちゃんと呼んでいた、熱帯魚を飼っていると云っていた」と証言。「何れ結婚すると思ったか」には「ないと云えば嘘になる」「父は知っているか」には「父はあやちゃんは熊大出よ、年上よと肯定的に話していました」と答えている。

  この時の思い込みが自殺報道した週刊アエラ、週刊新潮内での「息子にはれっきとした結婚相手が居る。女問題が死因だと云う警察は嘘をついている」になったのであろう。原告らと真徳氏の関係は、筆者が見る限り冷めていた様である。

いじめ証言が重視されたNA巡査部長近影





素行・不倫調査専門 実績と信頼の会社です

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水道町電停前 (有)アサヒ調査 電話354-8436番



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