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幸山政史市長
事実無根と逃げの一手 -市議会議事録に見る偽善
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熊本市議会6月議会で、無所属の北口和皇議員が幸山政史市長に対し「情報誌のW不倫報道は事実か否か。事実ではなかったら何故刑事、民事で告訴しないのか」と舌鋒鋭く追及した。幸山市長は答弁で「事実無根です」のみ。これで一連の不倫報道を逃げ切れるかどうか。1面では質問を、2面では幸山市長の答弁を議事録、筆者のメモから再現した。読者の判断を仰ぎたい。

6月議会代表者質問最終日の18日午前10時から北口和皇議員が、幸山政史市長に対し、市長就任6年半の実績について質問した。

北口議員は「幸山市政発足以来、職員の不祥事が多発しているのは何故か。市役所内が暗くなった、市役所内の職員間の会話が極端に少くなった。上下職員間で話し合って仕事を進める事が少くなった。電子決済が増えた結果、職務の優先度に対する感覚が非常に薄らいできた。重要な問題と判断して上司や、市長の判断を求めても受入れられる事が少い。市長決済を持っていっても、市長からの声を聴く事は出来ないという幹部職員も多い。市長は、市職員の思いや悩みの声をお聴きになっておりますか。市政改革の実現を目指すと表明されておられますが、不祥事は多発するばかりだ。不祥事の度毎に2度とこういう事を起さない様にするとか、市道や研修を徹底しますと云っているが、不祥事は減るどころか増えているのが実情だ」と追及、これに対し幸山市長は「6年半の間に厳しい局面もあったが、その課題の実現に向けて取組んで来た6年半と思う。富合町との合併を果し、熊本城築城400年祭も成功裡に終り、本丸御殿も完成して大変な賑いを見た。今後も行財政の健全化に向けて努力していくつもりだ」といった主旨を回答。(以下略。)

北口議員
「引き続き市政の信頼回復の問題についてお尋ねを致します。私は、前回の質問(平成20年第3回定例会)に於ても不祥事について、かなりの時間を費やして質問して参りましたが、一向に改善の兆しが見えて来ない事に苛立ちさえ感じます。幸山市長は、相次ぐ不祥事はトップに問題があるからだとはお考えにならないのでしょうか。民間会社にしても団体にしても、不祥事が続く場合は上層部に問題がある場合が殆どです。一人ひとりの職員の努力を台無しにしているのが、幸山市長自身にあると気付いていないのが一番の問題です。先の第1回定例会では、市長の女性秘書随行問題と、地元情報誌が報道した不倫疑惑が問題となりましたが、市長は『そういう事実はない』と云うだけで、この情報誌を告訴する事もされておりません。『事実でないなら告訴をすればいいのに、事実だから出来ないのではないか』と疑惑が広がっているのです。その事が、どれ程職員の市長に対する信頼度を失遂しているのか。それが又職員の倫理観や、職場風土に否定的な影響を与えているという事に考えが及ばない事が不思議でなりません。4月には、市民の皆さんから住民監査請求がなされております。それによりますと『平成15年7月から19年12月にかけて行われた幸山市長の出張と、秘書随行の内、23回に及ぶ宿泊を伴う特定の女性秘書随行については、正当な理由がないので、不当な公金の支出に当る。併せて朝から秘書による自宅への出迎えも、運転手以外は必要性がなく、その為の秘書の残業代は不当な支出に当る』として、その経費の返還を求めていました。

(中略)

所が、この監査請求は、請求の期間を過ぎているという理由で、中身には入らず門前払いとなっています。

(中略)

市民は、市長が告訴をしない事に疑問をもって、この問題を政治倫理条例に抵触する恐れがあるとして、調査請求の署名を始めたことをご存知でしょうか。情報誌が報道しているのが事実であれば政治倫理条例第3条第4項『市民の全体の代表者として、その品位と名誉を害する様な一切の行為を慎み、その職務に関し不正の疑惑を持たれる恐れのある行為をしないこと』となっております。請求の理由として『幸山政史市長と女性秘書係長の不倫疑惑が、市職員や、市民の間で広がっている。

(中略)

幸山市長の出張に女性秘書は47回随行し、28回宿泊した。特に平成19年8月の北海道3泊4日の視察は、2人だけで、遊び旅行と思われても不思議ではない行程で組まれていた。その後、地元情報誌が、幸山市長と女性課長補佐(平成19年から課長補佐に昇格)のW不倫を報道し、インターネットで31,000近くアクセスされた』。市議会としても、この問題を曖昧にする訳にはいかなかった。所が去る3月の第1回定例会で、質問を準備していた議員に副市長が『質問として採り上げる事を中止するよう』執拗に圧力をかけた事が判明した。この事実を知った時、やはりこの疑惑は真実ではないかと思わざるを得なかった」。




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