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熊本市東区八反田1丁目14-8

発行者:福島 宏

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FAX:096-234-9883


 
 

 
■宇城市区2〜5
平成の大合併で誕生した新市。かつての下益城郡区の松橋、小川、豊野と宇土郡区が合併した為、定数4人から半減、2議席を現職四人、新人1人の5人が争う激戦区。

■天草市郡区3〜6
旧本渡市区、牛深市区に天草下島、上島の一部が合併して誕生した天草市郡区。旧本渡市から当選し、2期目を目指した船田直大だが、循環器系の病いに倒れ再起は無理。

■八代市郡区4〜7
町村合併により、八代市区と八代郡区が合区。定数が、1減の4となった中で7人が立候補を予定しており激戦を展開中。自民現職で3期目を目指す中村博生(47)は前回トップ当選を果たしたが、自民党県連建設委員長の肩書きを生かして次回もトップを狙っている旧八代市内の外、坂田孝志市長の県議時代の郡部の票も大半が流れると見られ、2位を大きく離しての当選も可能。2番手は、民主系の福島和敏(64)合区により前回より4千票の積増しが必要と云われる中、連合の支持も取付け安定した戦いを展開している。3番手は前回田形初美(59)と旧八代市区で争い、僅か75票差で制した小早川宗弘(39)が現職の強味を生かして優位な戦いを進めている。

■菊池郡区2〜5
合志町を中心とした周辺町村の合併により、大津町と菊陽町の2町で選挙区を構成、定数二となった。旧郡区の有力県議であった荒木詔之が引退、荒木義行は合志市区に入り無投票当選の見込みだ。自民現職の東充美(55)が再選を目指している他、新人4人の計5人が二議席を狙ってしのぎを削っている。この選挙区も阿蘇市、郡区と同様代議士の系列化の波が押し寄せており、所謂ねじれ現象の下で各陣営は選挙戦を進めている。自民現職の東は、元々は坂本指示で動き、前回の選挙で初当選を果した。

■ 山鹿市区2〜4
自民現職と無所属3人の計4人が二議席を争う。現職の池田秀雄(62)前回初当選し再選を狙う。旧山鹿市と鹿本町を主地盤としており、合併により旧山鹿市・鹿北・鹿央・鹿本・菊鹿を抱えた事で不利な展開となった。新人では、元松岡代議士事務所相談役栗原秀樹(49)、引退する古閑三博の後継と目されているJA職員の渕上陽一(41)、坂本哲志の応援を受けて立候補を予定している山鹿市議の早田順一(40)の3人が名乗りを挙げている。


■上天草市区1〜2
ここも町村合併による新市。当時広域合併を模索していた周辺町村の意向を無視して大矢野、松島、姫戸、龍ヶ岳四町だけで新市を誕生させたのが現市長の何川一幸である。次回県議選には、七期目の出馬を表明していた杉森猛夫(78)が体調不良(緑内障)を理由に引退。後継に杉森後援会青年部長の山口裕(35)を指名した。山口は、旧大矢野町議を一期務めた後、上天草市議となった。県議6期、24四年間に培った杉森後援会の全面支援を受け、若さをアピールして善戦している。園田代議士派の支持も期待出来ると云われ「山口優位」の声もある。


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