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発行者:福島 宏

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 熊本市食肉センター廃止に伴う、畜産業者の一部切捨てに端を発した“弱小業者”救済を仲介した北口和皇市議の失職で一応のピリオドを打った。北口議員の暴言だけが一人歩きした“調印式”に至るまでの熊本市の責任は重大であるが、議会もメディアも一切追求する事はなかった。その結果、悪徳市議連中にとって「目の上のたんこぶ」であった北口議員の排除に成功した。

連続当選7回のベテラン市議北口和皇氏が遂に失職した。嫌々引き受けた畜産業者からの市との仲介は自身にとって最悪の形で結末となった。筆者は現在も北口氏の行動は「市議として当然の職務を果たした」と信じて疑わない。熊本市は“たかり体質”の畜産業者らが運営する食肉センターの廃止に腐心していたが、同和をバックにした二人の古参市議が居なくなった事から計画が進みだした。熊本市は平成18年に「食肉センターの廃止」を公式発表した。当時熊本市が食肉センターに注ぎ込んでいた補助金は年間4億円を超えていた。これらを「廃止の原因」として議会やメディアに流したが、その“赤字”は熊本市が意図的に発生させていたと云っても過言ではない。小紙はこれまで食肉センター廃止に伴う利用業者の受け皿となる(株)熊本畜流センター(菊池・七城町)(県経済連運用)と養豚業者のトラブル、それを解決しようと動いた北口議員について何度も報道した。その中で、平成26年7月1日、熊本市議会特別応接室で行われた養豚業者、熊本県経済連(畜流センター)熊本市及び仲介人達の初めての「顔合せ」の際、会話を録音したデスクを入手していたのである。その録音を筆者自身が起こしていたが、過去の報道で一部を使用したものの全てを再読していなかった。今回本号を書く為各資料を再読、再々読していて7月1日の録音の中に養豚業者の以後に述べる発言を発見したのである。当日の出席者は以下の通り。熊本市農水商工局長多野春光氏。同総括審議員兼次長平田義男氏。畜産業者数名。出田新一氏。栗山重信氏。北口和皇市議。他にホルモン専門業者等が居るがテープ起こしの後各人を特定していないので名前がはっきりしていない出席者の発言は「男」としている。当日の発言。

平田氏「少くともここ数カ月はですね、私達は確実に皆さん方(養豚業者)の方に立って料金なんかの話合いもさせてもらっています。それでも満足の所まで行っていませんと思いますが、もう一寸…」北口議員「ゼロじゃないでしょう」永家氏「3月一杯で閉めたでしょう。閉むる前にここまでやってもらってよそに行ずにそこまで。4月に私達が行かんかったけんこういう話合いができたんですよね」北口議員「そぎゃんたい」緒方氏「私もそう思います。今時点になって市の職員さんに非常にお世話になって」。多野局長「そりゃもう私が責任者としてですね、皆さんにはお詫びせないかんと思います。私共も料金問題については一寸施設には仲々入り辛い。えー結局負担金は払ったと云いながらも、向うは経営上の話だもんだからそこは流通さんとしても熊本市も一寸入れるレベルはここまでだよという話もありました。それに私もお願いというかうまくいくという期待はしておりました」。北口議員「いかんたい」永家氏「料金の事で云いますけど、熊本で潰すと1,650円、九州の平均が2,900円くらいです。で、1番最初七城(畜流センターのこと)の提示は5,400円位だったですかね」。男性「買い付けは4,000円位だった」



熊本市の作為か
畜産業者の値上げ蹴る
承前。永家氏「そういう事を云うけんごちゃごちゃなるとです。私達は経営だから全部の値段を云わんといかん。それは、5,200円か300円、私達は市の料金を前提に云っている訳ではない、九州の平均を云っています。だから誤解のない様にお願いします」。多野局長「まあそこはですね、さっき云いましたようにそういう意味で一寸私どもがですね畜流さんにそのお任せをしておった部分、そこはですね打つ手が遅かったかなと。但し私共も4月になってからですね、本当にやっぱしこれは私共も入らないかんという事で私も畜流の方、経済連の方にお願いをして会長にもどぎゃんかならんですかと、おとというちの業者さんにも満足のいく交渉はしてもらえませんかという事で、やっとそこでご理解を頂きました。そしてやっとこの段階まで来ておりますので、そういう意味ではなるべく早く皆さんがあのー畜流の方をご利用頂いて頂けるような、もちょっと私共も努力を致しますので是非…そういう風に使って頂けたらと思います」緒方氏「もう精力も使い果しました。もう疲れてですね頭ん回らんです」。栗山氏「疲るっですたい。意地でん払わんならよそさんいけていう事たい。払ってもどうせ屠場賃もよけい払うなら…」。緒方氏「熊本食肉センターが安いのは重々分っとっとです。昔から料金上げてくれと業者が要望したっです、牛の話」。北口議員「ほおっ」緒方氏「豚もですよ。全部上げて下さいと」。北口議員「何で上げんだったんですか」。栗山氏「全部云うたつですよ先生、牛も馬も上げてくれと云ったんです」。緒方氏「他所並みに上げて下さいと」。北口議員「何で上げんだったんですか」。栗山氏「止めようていう腹だけんたい。止めるという時に…」。多野局長「私達が止めようと打ち上げた時にやめて下さいと申上げた時に…」男性数人が大声で多野局長の発言に抗議。男性「そら違う違う」栗山氏「ずっと前から云いよった事です。上げなっせとずーっと前から云いよった」。北口議員「わあ、そら初耳で大変たい。市の怠慢たいそら」男性「それでですね、畜産業者は先生、牛も馬も云いよったんですばい。よそ並みに上げてくれていうて」北口議員「誰の時、誰が局長の時?」栗山氏「岡本局長の時たい」北口議員「岡本局長の時」と念を押す。平田次長「こらですね、平成15年の時にですね『在り方の検討委員会』をしとっとです、食肉センターの事を検討した時、その時にですね出とる話でして…」栗山氏「止めようとして市役所はその早ようぶりやろうとしとるけん聞かっさんだったったい」。

以後も暫く利用料の値上げ論争が続くが、この時熊本市は屠畜場を改築したら4階建が必要。経費は80億~90億はかかるので改築は不可能と結論している。“たかり”業者と縁切りである。



業者設立の(株)中央食肉センター
放漫経営で早くも赤字
(株)中央食肉センターは熊本市食肉センターの廃止を受けて大手畜産業者を中心に10数社が出資して平成22年5月に設立された。場所は、旧豊野村(現宇城市豊野町巣林)で、豊野村営屠畜場跡地を安価で購入して改築した。当初から熊本市食肉センター廃止に係わる熊本市の助成金、負担金が約束されていた様で、平成25年6月から同年度末まで6億262万円余が支出されている。以上は牛の処理施設に係る費用で、施設が稼動後すぐ馬の処理施設の建設にかかる予定であった。所が建設用地として予定していた土地(旧ハム加工場)を所有者(畜産業者が買い取っている)が土地を売らないとゴネた。その為中央食肉センター内の敷地を利用すると設計変更したが、土地所有者が売ると云い出す始末。どう見ても土地売却代の“つり上げ”を狙ったとしか解せない。あれやこれやで着工が大幅に遅れた。牛の場合は既存施設への負担金として前記金額を支出したが、施設建設の56%が市の負担であった。しかし、馬については「新しく施設を作る」として全額を熊本市が負担している。即ち馬屠畜施設費用として7億4,222万円余を26年度から27年度にかけて支出した。その後も追加施設が必要として9、300万円を支出してやっと平成28年春に完成した。

当時熊日は「馬処理施設が完成して処理作業が始まった」(筆者の記憶)と市の発表鵜呑みで報道した。稼動は市発表の1カ月以上後である。何故か。緑川漁協が“排水了承”のハンコを押さなかったからである。同漁協は「牛の時は工事が始まった時に話が来たが、馬は工場が完成後に来たので押印を拒否した」と語る。この他、市の補助金が支給されだした頃、中央食肉センターの幹部らは高級クラブで遊び、高級外車を乗り回していた。この情報は県警関係者から聞いたが、その後も改まる事はなかった。27年6月累積赤字が2億7千万になっているとして、補助金をと市に請願した。



 本号を北口和皇特集とした。平成27年3月16日午後から熊本市議会特別応接室で養豚業者(2社)と(株)熊本畜流センター(県経済連専務ら)の間で豚屠畜料等の条件に係わる契約が行われる予定であった。本来なら養豚業者と(株)畜流センターと熊本市の3者間の問題であった。熊本市が食肉センター廃止の条件として「センターを利用していた業者の行方は責任を持つ」としていた約束を破り、関係先に補助金(それも必要以上に多額)を支出。その後屠畜料金などで「採算が合わないので調整してくれ」と申し入れた弱小2業者に対して「民間同志の事だから市は介入出来ない」として突き放したのである。本文に詳しく述べているので参照して頂きたいが、受入れ側の畜流センターは自社の運営方針を変えず「豚の買い取り」を主張した。これに従えば1頭当りの処理費用は従来の3倍になる訳で持込む業者側の利益は乏しくなる。

業者との話合いを拒む熊本市農水商工局と仲介役をしてほしいとして畜産業者が北口議員に陳情した為、北口議員が仲介の労を執り3月16日の調印式に辿り着いたのが実相である。調印式当日の北口議員の発言(暴言)は彼女独特のもので、理否を弁えない言動は議員として非難されても仕方はないだろう。政倫、熊本市不当要求行為等防止対策会議、市議会特別委員会が出した結論は謬ってはいない。しかし、そこに至る過程を完全に無視した結論は正鵠を得ているとは言い難い。



 当面も1面に続き平成26年7月1日の話合いを録音した中から抽出した物である。“調印式”8カ月前の熊本市、養豚業者とその周りの人達の考え方、思いがよく出ているので熟読願いたい。業者もそうだが、北口和皇市議もこの会談で事の概要を掴んだと云っても過言ではなく、録音の前半北口議員は専ら聞き役であった。録音から起こした文章は無駄と思う所は飛ばしているが、それでも41頁あるので、筆者の判断で省略したり飛ばした個所があるとお断りしておく。冒頭部分から書くが、会談途中からの録音の為少し切れて録音が始まっている。

「…その中で加工原料という事でやっていたテーブルミートになるにはあそこの施設では出来ない。我々としては改善ですよ。要望も上げて来たんですよ業者として。それも全て話に乗らなかったし、衰退が進む一方の中でですね、こういうと畜場の問題になった時に、もう皆さんが仰った様にですね料金も決まっていない所で畜流には行けない。市が業者の事を思っている人なら中身まで入って料金の問題など流通センターと一緒にやるべきではなかったかと思うんです。ここをクリアせんで先ず流通センターありきではですね、これが一番話がもつれる基だったと思うんです。我々業者も意地を張ってですね、色んな所でしたりしているですがね、正直な所経費がかかって物凄くきついです(筆者注・市の一方的な押し付けに反発して各業者は屠料が安い県外の屠場を数カ月間利用した。その為畜流センター側は持ち込まれる豚が少ないと不満を持った)。我々は悪意があって交渉したり、そういう意味ではないんです。我々も従業員も生活を守らなんとです。とにかく業者だけを悪者にしてほしくないんです」。栗山氏「永家さんは何かないですか」無言。北口議員「内藤さんも何か一言云ってよ、ホルモンさん」男「私が出席を勧めたんですよ。今まで熊本市でやっていた時には私が屠畜した分は内臓は全部内藤さんにとってもらっていたんです。しかし今度流通センターになれば流通センターが取るでしょう。内藤さん所はもう仕事が出来なくなる。ですから私は鹿児島で屠畜している分はですね内臓は全部内藤さん所に分けている。内藤さんにしろ安部さんにしろ何とか続ける方法はないかと思います」北口議員「そうよねえ今回流通に行く事になって内臓が一切行かん事になると大変な事態になるんですよね」男「生活が出来んようになる。」北口議員「私が委員会で、この間皆さんが行かないという話を聞いていたので『もし行かない時はどうなるんですか』と聞いたら、協議を重ねてもうすぐにでも行く準備が出来ている様な話だった。

皆さんが行くという条件で5億4千万円を出している訳で、若し行かないとなった場合の責任はどうとるかと聞いたら答弁は『話合いで皆済みます』というみたいな、今びっくりしている。内臓の事など重要ですよね内藤さん」。男「すみませんけど議会の時私達3人とか業者が行くという説明だったんですか」北口議員「はい」男「全然云っていませんからね私達行くて」栗山氏「遅れましたけど私に一寸話させて下さい。食肉センター熊本市営を閉鎖して畜流センターに行くという話はないですね。前の局長さんね、或いは石本さんという職員が居られますもんね。こういう人達が長い年月をかけて交渉して来たんです。原副長、西嶋副市長さんに代わられて先生方も御存知の通り12億何千万という予算を決めて来られた。西嶋さんの時まで牛も馬も豚も同時に畜流センターに作るという話だったんです。それが壊れた。原因は畜流センターが馬は受け入れられないという事が原因ですね。壊れてしまった。それで予算を上げていた西嶋副市長が首を切られた。多野局長さんとは幸田公民館で初めてお会いしました。貴方達は牛は何処に行くか、馬は何処に行くか、豚は?とアンケートを取った。牛馬は夫々決まったが、豚は畜流しかないのでそこに丸を付けた。行政は『してやったり』と思ったのではないか。これで一気に畜流へと統合を進めた。『屠畜料は畜流センターが決めるので熊本市が立ち入る問題ではない』と。中略、ある日大山悟君が肉の大塚会長の所に行って『確約書はとっているけん畜流に行く様云うてくれんか』と頼んだ。その確約書ば見せろと云ったら後日大山君が持って来たらアンケートの受取り用紙だった」。北口議員「確約書じゃなかったんですか」栗山氏「ええ、確約書じゃなかった、アンケート用紙でただ畜流と丸をしていた」北口議員「じゃあ確約書を貰っていると誰が云ったんですか」栗山氏「大山君、大山悟君。中略。ある時食肉センターの馬場場長さんの室にですね、中央食肉の内川事務局長、全荷受けの村山さん、倉山さんを呼びつけて『あんた達は畜流に行く事が決まっている。裁判を打つなら打て。こっちには自民党のよか弁護士を付けるけん絶対負けん、裁判打つなら打て』という様な発言をされたと」。北口議員「誰がですか」栗山氏「私はおりません、全荷受けさんが云うたと。恐らく平田さんも居ったと思います。ね、先生、加茂川さんも平田さんに注意されましたよ、平田さん」。



多野農水商工局長 詫びる
強引に畜流センター移行図った
前に続くが、個々の発言を載せようとすると紙面10面程になるので、以降は発言の主旨のみ筆者の判断で抽出する。

栗山氏「永家さんが5月8日ふれあいセンターに一人で呼ばれた。そこには経済連から3人、畜流センターから3人、市役所が3人居た。自分も加わろうとしたが平田さんが『あんたは入るとでけん』と入れてくれんだった。後から永家さんに聞いた所『あんたの豚は先ず経済連に売れ。経済連で潰すと料金は安くなる。枝肉の買い取り料もいらん』と云われたそうです」(筆者注・9人に囲まれて一人じゃ云いたい事も云えない。この“一本釣り”に他の業者が怒った)。

北口議員「豚の売買だけよね」栗山氏「豚の売買だけで、永家さんが畜流に行って潰すのと大違いがあると」。北口議員「畜流センターに持って行くんじゃなくて物を売ったという事でしょう」。栗山氏「そうです、永家さんは『私しゃ一人で抜け駆けはしませんばいた』て。当時皆さん方は豊野の中央食肉センターに屠場を作って移転するとなっていたが、馬と豚が残ったんです。そういう中で先生、25年8月1日から牛は向うに行った。豚と馬が残ったが、馬は風前の灯火、今7月です。いつまで馬をするのか(市食肉センターが)知りませんが、私は多野局長さんと江藤正行を訪ねて杉本本店と矢野会長と私の3人です。『馬だけ5,000円で屠畜しといてよか気色たい、牛は向う(中央食肉センター)に行くと15,400円かかるとです。格差がひどかけん5,000円補填ばしてくれんですか』と頼みましたが見向きもされんだった」。北口議員「馬は1年延びたけど、大塚さんが売らんと云っていたのを協力して頂いて馬はスムーズに12億円で行く事になっているんです」。北口議員「私に云わんで多野局長に云わんと」。栗山氏「そうですね」。北口議員「直接。局長横ば向いとらすけん」。栗山氏「私しゃですね西嶋副市長の首を切った熊本市の自民党団体というのはですね、とんでもなか自民党団体と思っております(段々興奮して声が荒くなる)」多野局長「首は切っとらんですよ」栗山氏「辞めさせたじゃなかですか」。多野局長「何を云っているんですか。1年居んなさったじゃなかですか。そして私が1年会いなさって、もちろん自民党から責められたばってん、ちゃーんと1年間されて、最後は議会から承認受けられ1年して辞められたじゃないですか」。

栗山氏「そうですか」男「さっきから聞いていると大分誤解のあるですよ、そんな事を先生に云うてもらうと誤解されますけん、私の方も一寸弁解させてもらわんと困るなーと思とっとです」。平田氏「よかですかすこし。はい」栗山氏「云いなっせ俺が云うたことば」。平田氏「はい」。北口議員「さっき云いよんなはった時にたい横向いとったでしょう」。平田氏「畜流センターの三位一体はですね、改めて皆さんの意向を聞きながら、牛はここ、豚はここ、で畜流センターと話を進めますねと。料金の乖離が大きすぎ、うちも、市も、中に入って協議を進めた。が解決はまだ出来ていませんでした確かに。9月議会の時に、去年の9月で予算を計上したが料金問題は解決出来ていなかった。畜流センターも8月下旬の取締役会で豚の受け入れをやると内部決定した。料金問題は残っていたが、タイムスケジュール的なものもありまして進めさせて頂きました」。男「何で料金問題に入らないのか」。平田氏「料金問題はですね、民々の問題というのも一つあった訳です」。別の男「料金問題に市が仲立ちしてもらえんなら私達単協に行って経済連に出せば済む事ですよね」平田氏「はい」。北口議員「だけん5億4千万円やってたい、施設の改善をして受け入れるという意味はどこにあると」。多野局長「市の豚の機能の移転の考えは、規格豚が350頭。大貫で60~70頭、今やっている機能を畜流さんに移転するという事なんです。大貫は畜流で受け入れた事がないというのでそれに3億円、そして2億円は規格豚の利用その他です」。中略。平田氏「少なくともここ数カ月は皆さん方の方に立って料金の話合いをしている」。永家氏「3月一杯で閉めたでしょう。4月に私達が畜流に行かんかったんで今話合いが出来ているんでしょう」。多野局長「そりゃもう私が責任者としてですね。皆さんにお詫びせないかんと思います。私共も料金問題については一寸施設の中に入り辛い。負担金は払ったものの畜流に入るレベルはここまでと思っていた」。と謝っている。



あと一回会談後調印へ
録音の最終に近い所で出田氏が「テーブルを交えて皆が持って行ける(畜流に)せないかん。一本釣りされんごと。内臓屋さんの安本さんも含めてだけん、今日来とらんばってん」とあと1回会合を持つ様に発言。男「持ち帰り料は発生しませんという所まで話をしてもらわんと」。北口議員「ほないつ頃すっと」。男「本契約ですたい」。出田氏「まあ話合いたい、契約じゃなくて」。男「いいじゃないですか、値段が合うなら売るて云ってるから」。中略。北口議員「そんなら又話合いをしようかね。いつ契約?」。出田氏「慌てんちゃよか」。多田局長「そんな時間はなかけん話合いじゃなくて今のでどうかという事で印鑑ば押してもらわんとそら」。栗山氏「印鑑は押さんでよかたい気に入らな押さんとだけん。局長1回行ってみなっせ(畜流に)現地がどがんなっとるか…」

この後、市と業者、北口議員らが畜流センター見学を決定、8月11日実現した。

北口議員「気分の悪りーい、黙って出て行った」。「誰」「多野」「トイレじゃなかですか」。皆んなが「先生お世話になりました」で終了。



 3月初旬、親しい熊本市議会議員と雑談中「福島さん和皇の事をあれだけ書いたら原稿代は百万は超えとっだろたい」云われた。「そぎゃん話の出とっと」と聞くと「うん、議員の間で専ら噂になっとるばいた」「あんたもだが和皇のケチはよう知っとるでしょうが」「知っとるばってんあれだけ書けばいくらケチでも百万は出しとろうと思とったったい」「そぎゃん貰とんなら和皇をもっと持ち上げとるよ」と筆者。続けて「確かに和皇から金は貰っている。新聞代として年に3万円。それと今度の一連の記事の中である号を書いた時5万円貰った。その5万円は和皇がその新聞を3千部くれと云ったので刷り増しして届けた。和皇が『幾ら』と聞いたんで『あんたの気持でいいよ』と云ったら5万円呉れたっですよ」「いやあ、皆んな(市議)が話しよるけんな、わしもそう思とった」「あのケチが呉れるもんな」で、その日は別れた。

そして3月議会の最終日、本会議が終わった頃、自民党市議団の控室に行った。応接椅子に5、6人の議員が座って雑談していたので中に割込みながら「あんた達は私が和皇から百万以上貰とって噂しとっとだろう。そういう話が出た時何故忠告してくれんだったんか」と冗談半分に云いながら座った。議員達は皆返答に困った様な顔をしたが、明確に否定も肯定もしない。「あたどんも和皇のケチは知っとんど。あの女が百万なんか出しきらんよ」と云って先の新聞代5万円貰った話をして「大分根強く噂が流れている様なので次号で書くもんな」と云った途端、中の一人が「福島さんそれがよかよ」と反応したではないか。噂は事実として相当信じられていると判断したので今これを書いている次第。

誰かが云いだしたか、夫々がこの手の新聞の遣り方を知っていて「県民新聞も同類」と解釈して思い込んだのか。筆者自身疚しい所がないので全く腹も立たなかったが、一応弁解だけはしておく。ここで云っときたいのは、この手(タブロイド紙)の新聞全てが「金にする為に記事を書いている」は、県民新聞に限っては誤解をしないでほしい。かつて記事にしたが、落水議員の不祥事を報道した時、落水氏は某有力者に「書くのを止めてくれ。金なら2、3百万出せる」と云ったのを断っている。1番のネタは幸山政史前市長だろう。筆者が金にするなら幸山氏の父親を訪ねるよ。軽く1千万にはなっていただろう。その他倉原商事が市に不用地を売り付けた際の報道で、倉原氏から「相手の倍出すけん書かんでくれ」と頼まれたが断った。だって誰からも金を貰っていないんだから。小さい個人ながら「正義感で書いている」新聞の存在を小紙を通して知って貰いたいと願っている。因みに北口氏とは7カ月以上交信はないと付言しておく。


平成27年3月23日付で市長、市議会議長宛に提出した栗山の陳述書



 平成27年3月23日、熊本市議会特別応接室で開かれた養豚業者と県経済連((株)畜産流通センター)の「業務委託契約書作成」(通称調印式)の場に於ける「北口発言」が全国ニュースに発展した。その火付け役が自称「人権家」の栗山重信である。当日の出席者は屠畜委託側、(株)ナガイエ(代表永家隆行)。(有)おがた(代表緒方清二)。(株)肉の大塚(代表大塚浩文)。受入側、熊本県経済農業協同組合連合会(冨永代表理事常務、〔随行〕清田畜産販売課長)。(株)畜流センター(井手代表取締役専務、〔随行〕加藤営業部次長)。熊本市(髙田副市長、多野農水商工局長、平田総括審議員、馬場首席審議員、〔随行〕村上秘書課主幹、石坂農業政策課主幹、岩永農業政策課参事)。その他、北口市議、栗山(栗山本店)※出田氏は欠席。以上は調印式当日の録音による「発言録」(熊本市起し)。皮肉な事にこの録音は調印式冒頭、北口議員が「誰か録音器を持って来なっせ。市はよう嘘ば云うけん録音しとかんと」と云って市の職員に持って来させたもので、これが生命取りになった。以降はこの「発言録」を基に述べていく。参加者の発言は省略して栗山発言を中心に記した。

発言録はA4紙で21頁分。11頁で栗山「北口先生、今日の調印式は止めなはりまっせ。そして出田新ちゃんばですな、わしが連れて来るけん。再度やり直してくだはりまっせ。今日は取り止めなっせ、調印式は」。緒方「栗山さん、意見よかですか。これをですよ延ばすならまた遺恨が残ると思うとですよ。今日することはせんと。調印式で来とっとだけんですよ」。栗山「あた達は、しこりが残りやせんですか。今の畜流センターのやり方じゃしこりは残りゃせんですか」。栗山「経済連さん、問題はですね、熊本市から5億4千万円が出とるわけですたい。な、その5億4千万円はですね、熊本市のと畜場で、豚をと畜しょった業者のですね、運営を、迷惑のないように、希望通り、解体させてくれということが5億4千万円ですけん。ところが北口先生と一緒に見に行った時(注・前年8月11日に関係者らが畜流センターを見学した)にですね、繋留所(注・と畜前の豚を放している所)の問題も緒方さんがクレームを付けました所、繋留所は増築して造ると云うことを私しゃ報告聞いとっとばいた。それも無かて今日聞いたもんだけん。な、だけんですね、私はですね『フルショウさん』に聞いちみなっせ。私が一人で乗り込んだこつがありますもん畜流センターに。そして5億4千万円最初に戻してからスタートラインに着き直しなっせて云いに行ったですもん。栗山てっさっきあなたに名刺あげたでしょ」。その後北口議員、総括ら発言。同13頁。栗山「多野局長、また再度やり直し」。多野局長「では、永家さんどうですか」。永家「私はもうですね、とにかくこの問題はですね、後には振り返られんとですよ」。北口「そら分っとったい」。永家「そしてですね熊本に他にありますか(注・豚と畜場)」。その後出田の名前を出し北口議員が発言。同14頁。栗山「さあ緒方さん、たかちゃん、そらあ先生の意見ば尊重してまたやり直しなはりまっせ」。その後栗山は経済連に向ってこれまでの豚と畜に至る経緯を喋り、15頁では市が支出した5億4千万円について「5億4万円をやることが出来るかて、畜流センターに怒鳴り込んだわけだったんです。返しなはって。以下略」。栗山「局長さん。今日はもう北口先生の御意見ば尊重してですたい、やっぱ、またやり直しなはらんですか」。その後北口発言。16頁。栗山「多野局長、平田さんどぎやんな」。多野「いやちょっと、こぎゃんなっととに…」。その後北口、緒方遣り取り。栗山「今後俺が永家に、あん、たかちゃん、緒方さん、ひろふみ君、なんと会うれん、出田新ちゃんと会うけん。今後わしが会うけん…一寸今日は…」。ここから17、18、19頁と北口の独壇場、云わずもがなの事を喋り続ける。20頁。副市長「今日は止めとくですか」。北口「私は帰ります」。永家「うんうん」。多野局長が今後改めて日程を調整させて頂きますと出席者に伝えると共に、今日の不調を謝る。栗山「なら、閉会ば一寸しなっせ。閉会ば」。首席が次回の日程を調整するとして閉会の言葉を述べる。栗山「次回は市長ば、市長ばですね同席するごつしなはりまっせ。市長ば。北口先生、市長さんば」。北口議員「出田次第たい。出田が先ず出てくっかていうのがあっとだもん」で、散会となった。(敬称略)





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